おおにし

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのおおにしのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

"恋は、いつだって自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで終わる"

古代ギリシャ人が、「人間とは元々4本の手足と、2つの顔があり、神が人間を恐れて二体に分けた」説、本当かは置いといて面白かった。片割を追い求めすぎてる、完璧な愛なんてそうそう無いって思ってるエリーも現実主義的で好き。もう一回観たい。

ポール、最初は驚いてたけど受け入れようと行動してたのがよかった。(あの驚いた姿を見てちょっとショックだったけど)、でも多分小さい頃に宗教的に良くないことだと教わってて、長年信じてきた価値観を疑って、受け入れたのは、愛情が(友情でも)あるからできた事?
いや、「○○である」って、自分の中で正解を決め切ってなかったから、柔軟に考えられたのかもしれないなー。

エリーに代筆を頼んでなければ、価値観を疑うことも無かったのかもなと思うと、人と関わることは成長(進化)できるなと改めて思った。自分自身にも言ってる。

LGBTQを考えよ!とかじゃなく、ごく自然に描いてるのが良い。
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