珍しいポーランド作品で舞台はワルシャワ。
暗いトーンで描かれる(見立て)猟奇的連続殺人は「セブン」のトーンに似ているか、中盤からの展開の捻り方は意表をついて上手い。
最近の北欧っぽい作品と同じで主人公は皆熟年女性だし、グロっぽい描写が多いが、タフながら繊細な女刑事キャラにゴシック調の街の雰囲気、しっかりとした演出でじっくり見れた。
馬の暴走シーンや劇場のシーンとか結構お金もかかっている。
しかしすぐ安っぽい笑いや、学芸会レベルのアイドルやタレントを起用する日本とは全く違う。
東欧の作品にも遥かに追い抜かれているとは…