このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃオモロかった。
これはカルト映画…っていう前提でね。
色々おかしな考察します。
事故でこめかみにチタンを埋め込まれた少女。
これはマイクロチップの事かなぁ。
で、少女が愛したのは車。
恋愛対象は男でも女でもなく、車。
機械が惹かれるのは機械であり、人ではない。
つまり、彼女と産業革命の象徴「車」との間で妊娠したって言う事だと解釈しました。
車にはキスをするほど愛おしく、人とはキスをしても何も感じない。
「好き」か「嫌い」か。
機械的に、好きじゃない=殺そう…ってなって殺していったのかなと。
我が子さえも。
だが、父親からは全力の愛を受け、父を殺そうとするも…殺せない。
愛を受け、人を救う仕事に従事し、少しずつ人は愛すべき対象としてプログラムされていく。
で、最後に産まれた子は、そんな時代の転換期に産まれたトランスヒューマンベイビーなのかなと。
要はこれから産まれてくる子供は主人公同様、人の心を持たない機械的な子が産まれてきますよー的な話なのかなって思った。
で、それを救えるのは愛だけだと。
そんなのを感じました。
とは言え、あくまでカルト映画だからね。
でもそういう可能性としての映画なのかなって思った。
個人的にはかなり好き