「不老不死となった人間達が主役の作品。
「不老不死故の葛藤」を扱った作品はこれまで数多くあり、その内面描写からは目新たらしさをあまり感じないが、劇中の「愛」を語るシーンは印象的。 銃と剣を組み合わせたアクションは見応えがあり、終盤の”カバー”しあうアクションも良かった。
(脱線1)銃と剣が組み合わさったアクション映画だと、サッカーパンチのように漫画的な誇張されたアクションになりがちだが、本作はリアル路線で良い。
(脱線2)キャラクターの近接武器が、中世/西洋のロングソード、中東のシミター、北欧の(バイキングの?)アックスであり、出身・系譜がさりげなく描写されている点は好印象だった。
個人的には「ブッカー」というキャラクターを演じたマティアス・スーナールツという俳優さんの演技が特に好印象。
続編があれば楽しみにしたい。