囚人13号

Went the Day Well?(原題)の囚人13号のレビュー・感想・評価

Went the Day Well?(原題)(1942年製作の映画)
3.8
DVDタイトル『小さな反撃』
小さな戦争寓話を描いた佳作が多い英イーリングスタジオ制作の戦争映画。

乾いたタッチが特徴のアルベルト・カヴァルカンティ、架空の小さな村に忍び寄る戦争の脅威(ドイツ兵)とそれに立ち向かう住人との戦いを描いている。サスペンス調でスリリングかつ面白いのだが、後半のプロパガンダ丸出しの「反撃」はいただけない。
しかしファーストシーン、墓の前でストーリーテラーらしき人物が語る一言に衝撃を受ける。「ヒトラーは自殺し…」1942年当時はナチス真っ只中のはずなのに。
囚人13号

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