いやーーーーおもしろかった。
ここ数年で見たアクション映画の中では一番かもしれない。
もう理屈とか行動原理とか感情移入とかなんでも良くて。ツッコミどころは山程あるけど別にきにならない。
ひたすら面白いことを詰め込んで、更に詰め込んで、もはや呆れるくらいに詰め込んだ結果生まれたのが今作。
話も妙に複雑さをだして結果風呂敷たためてなかった前作に比べるとシンプルで、アクション→物語→アクション→物語→アクション→物語というかんじで3時間が過ぎていく。
俯瞰が入ってきたりでもはやテレビゲームぽさすらあるけれども。
アクションもよくもまあここまで多様な仕掛けを次々用意したなと感心してしまう。
最初から最後まで手を変え品を変え本当にかっこいいスピード感のある展開が楽しめる。
車にはねられるのとかもはやなんでもないように感じてくるもんな。
2と3に関しては正直アクション見るのに疲れて内心早く終わらないかなという気持ちだったんだけど、これは映画館でみたこともあってとても楽しく見られた。
キャラクターもみんなかっこよすぎる。行動原理は謎だけど、かっこいいからの一言で十分。
敵対したり共闘したりという熱さを、さほど違和感のない形でストーリーに盛り込んで盛り上げていく仕掛けはすごい。熱かった。
結末に関しては
幸せになってほしかったなという気持ちはありつつ。
3の頃から特に「この人はなんのために戦っているんだろう？」という感じが強かったので、結局これしかなかったのかなーという気もする。
スタッフロール後の展開を見ても結局生きていても負の連鎖から逃れることができないし。
あとはまあそこを考えるような作品ではないか。
