まえじま

ジョン・ウィック:コンセクエンスのまえじまのレビュー・感想・評価

4.7
2023年87本目。

大阪の電車の席はプラスチックで車内は赤色に光るらしいです。

待ちに待った4作目。
どんどんパワーアップしていくシリーズ、前作「パラベラム」が最高なんだけどやりすぎ感を感じた後の今作どうなるかずっと楽しみだった。

だけども待っても待っても日本公開が決まらず。いざ決まったかと思ったら本国から半年後。ツイッターはネタバレで溢れ、YouTubeにはデジタル配信の映像が流れまくる。単純にもうジョン・ウィックがデカくなりすぎてもうポニーキャニオンじゃ荷が重いんだと思う。来年公開の「バレリーナ」も同じぐらい遅かったら怒ります。

肝心の映画に関してはとにかく最高でした。まず何より2023年にキアヌとドニーの対決が観れるとまさか思わず感涙。ドニー・イェンは盲目にならないとハンデとして充分ではないのは分かったが、それでも完全に主役食ってた。

もうとにかく60近いキアヌ、真田さん、ドニーがカッコ良すぎる全開全力のアクションしてるだけで満点あげたい。きちんと全員に見せ場を作った。

そして大阪コンチネンタルの時点でアクションの連続でだいぶ胃もたれして「流石にもうアクションの種類ないでしょ〜」って思ってからのトランプカッター、交通事故多発からの階段大落下はもう頭おかしい。とくに凱旋門のそばでの車に体当たりされながら行うアクションはあまりのリアルさ、痛々しさにずっと口が開いてたし、変な笑いすら出た。

途中でジェームズ・ワンに監督変わった?っていう画角があったけど「THE HONG KONG MASSACRE」というゲームをモチーフにしたらしく。もっとドラゴンブレス弾を映画で見たい。

現代アクション映画の最骨頂。
今すぐアカデミー賞にスタントマンの部門を作ってくれ!!!
まえじま

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