ジョン・ウィック：コンセクエンスのdabbl3rのネタバレレビュー・内容・結末

３作目パラベラムがコメディ過ぎて、もう観ることはないだろうと思っていたが、アジアが誇る２大アクション俳優の共演にいても立ってもいられず鑑賞。結果は大満足！

パラベラムでキアヌのお笑いアクション（下手という意味ではない）には慣れてきていたのでさほど気にならず、防弾スーツ登場以降何でもアリになった銃撃戦もまぁまぁJWってこういうもんですよねと。

やはり大御所は締めるところ締めてくれます。ドニーの役どころがストーリにビッタリ。目が見えない設定もJWだからか、かえってアクションの信憑性が増す。本作の主演はドニーっすわ。キャラクターもアクションも最高で、いい味しか出してない。

個人的には侯爵の若くしてキレ者感も好きでした。ラストに向けて焦ってしまう演出は過去のラスボス役と被るから、最後までクールな悪者でいて欲しかったなぁ。JWのラスボスはどの作品でも残念だった。最強の殺し屋に相応しい、天才でクールで、銃の腕と体力は無い、そんなラスボスらしいラスボスが欲しかった…侯爵、惜しかったよ…。

すっかり細かいことを気にしてはいけない映画に成り下がったのが、逆にイイ感じにエンタメとして昇華している。

あと、映画はエンドロールまで観ましょう。