紫屋

ジョン・ウィック:コンセクエンスの紫屋のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今作のMVPはスコット・アドキンスとマルコ・サロール
特にスコット・アドキンスの「思っていたより手強い中ボス感」は本当に素晴らしい
二人ともいまいち知名度の低いアクション俳優だけど、今作はかなり存在感のある役どころを演じていたので皆さん覚えてあげてください

ドニー・イェンと真田広之の参戦は喜ばしいけど、この二人の扱いは持て余しているように感じた
「かつての戦友との望まぬ戦い」みたいな話がやりたかったんだろうけど、下手なドラマを盛り込むよりも、もっとこう問答無用のガチな殺し合いが見たかった
別に前作の寿司職人みたいな面白キャラじゃなくてもいいから、ちゃんと強いラスボスを用意すべきだったと思う
スコット・アドキンスの中ボスっぷりが際立っていたのは徹頭徹尾、敵役として主人公との殺し合いを演じてくれたことが大きい

ていうかキアヌとドニーがまともに戦ったシーンは最初の一回だけで、あとはその場のノリで共闘したり軽口を言い合ったりで、全然「かつての戦友との望まぬ戦い」になってない。ラストの決闘は言わずもがな
一人だけ真面目に戦って死んでしまった真田広之がアホみたいだ
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