ねこ

ただ悪より救いたまえのねこのレビュー・感想・評価

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)
3.5
派手なのに何だか物哀しい
殺し屋同士の壮絶バトルには違いないが、気持ちは一方通行のように見えた
主人公インナムが闘うのは娘のため
ではレイは何のために?
兄のためでも名誉のためでもなく、そうすることでしかこの世に存在できないから
だからとにかく殺し続ける
疲れ果てても「殺し」に追いかけられるインナム以上に「殺し」の中でしか生きられないレイの哀れさが漂っているように感じる作品だった

若き演技派パク・ジョンミンがとても良い
スラリとした脚も美しい
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