可な子

シークレット・ラブ: 65年後のカミングアウトの可な子のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

胸がグッと苦しく熱くなりました。

60年以上同性愛者であることを隠し、
いとこ同士だと周りに言って過ごしてきた
カップル。

高齢者となり新しい生活を始めることを
きっかけに今までを振り返り、また
同性愛者だからこその今後のことを考える
そんなストーリーだった。

現代でこそやっと受け入れるようになってきた同性愛。
ましてや、女性同士の恋愛などかなり受け入れられなかった時代から2人で一緒にいたのはすごく大変だっただろうな、、、

世間からもかなり差別を受けていた時代で
手紙を渡しても名前の部分は破り捨て、
何かあった時でも家族や周りの人達に
気付かれないようにするなんてストレート
からすると「そんなとこまで!」と思い
驚愕。

お互いの家族も環境や性格の違いで
受け入れる、受け入れない
色んな家族がいるんだなとも。

ただ、そんな困難を乗り越えてきたからこそ愛が深まったところもあると思った。
最後には結婚もできてほんとに胸がグッと苦しく熱くなりました。

ドキュメンタリー映画はあまり見ないけど、
惹かれる内容だったので見てみたらすごく良かった。

自分の娘が少しでも偏見のない環境で過ごせるように色々と勉強しないとなと思いました。

字幕が、文字の字幕と声の字幕と被って見にくかったり早くてわかりにくかったところがあって少し残念。
可な子

可な子