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パイプラインのhorryのレビュー・感想・評価

パイプライン(2021年製作の映画)
3.5
ソイングク、イスヒョクのファンはとても楽しめると思います。原油泥棒という設定は面白いし、アクションというか喧嘩のシーンも面白かったのだけど、色々、エピソードが詰まっていてバラついてる感じ。
泥棒の話をもっと掘り下げてもらった方が楽しめたのではないかなぁ。

ソイングクは、『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』でCGのような人間離れしたヴィジュアルだったのだけど、今作では、ちょっとヒゲが残ってたり、完璧に整えていない眉だったりという、人間味ある見た目と表情。身体の動かし方も大ぶりで、幅の広さを見せてくれたのだけど、映画としては、やっぱり、格好いいショットやシーンを挟んでくる。
ファンの期待に応えるものだろうけど、もっと、野暮ったくても魅力的だったのではないかな。イケメンだけど、その枠に無理に閉じ込めてほしくない、というか…。
イスヒョクも、ドラマで見るより荒々しくてよかったのだけど、もうちょっとキャラクターの掘り下げがほしかった。
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