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スペース・スウィーパーズのukのレビュー・感想・評価

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)
4.0
SF映画はCGを駆使することで製作費が膨れ上がるため、アジア圏でのSF映画は少ない印象を受けるが、ハリウッド映画と互角に渡り合えるSF映画をとうとう作り出した韓国。と言った印象を受けた。普通に宇宙空間の描写がすごい。地球が滅ぶ寸前の2092年が舞台だが本当にこんな世界になっているかもしれないと想像を膨らませてくれた。宇宙ゴミを拾って食い扶持を得ている宇宙清掃人たちが主役のため、タイトルは「スペーススウィーパーズ。」韓国の原題は「勝利号」これは主人公たちが乗っている宇宙船の名前。この作品も本来は劇場公開を予定していたがNetflixに放映権を売り、黒字化した作品。そういう意味では少し考えてしまう。「狩りの時間」「ザ・コール」などもコロナ禍で劇場公開を断念しNetflixに放映権を売ることで利益を得た。資金力がありすぎるNetflixの影響で映画本来の在り方も変わってしまうかもしれない。と考えると少し寂しい気もする。
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