アメリカの差別問題が抱える根深さ。
黒人vs白人なんてそんな生優しいものじゃなくて、それぞれ黒人でも様々な立場があり、決して一枚岩ではない状況。
戦場で共に闘った、たった5人の同志ですら、同じ「血」が通うことはなく、見ている方向はバラバラなのだから・・。
金塊は簡単に見つかっても、結局本当に探していたものは偶像でしかなかったのかな。(上手く言えないけど、人種の根底にある魂のようなもの?)
ちょっとクドくて、説教臭く、そして一番は長すぎる。。一応話の核になる金塊の奪い合いや疑心暗鬼は正直退屈で、スパイク・リー監督作品の割には、ほとんど新しみがなかった印象。