ゆっきー

健康でさえあればのゆっきーのレビュー・感想・評価

健康でさえあれば(1966年製作の映画)
4.0
オムニバス映画で4つの短編が入っている。エテックスの映画、その性質上から長編である必要性あまり感じないのでこのくらいがベストだと思うし、今の所ヨーヨーと並んでベスト。

1話目の『不眠症』はそこまでだが、エテックスが読む映像化された本の中身がちゃんとゴシックホラーしている。『シネマトグラフ』は万能スプレーのCMの世界に紛れ込むデヴィッド・リンチの世界みたいなくだりが最高。ずーっと乾いたドラムが鳴ってある。

3話目『健康でさえあれば』も相当面白い。工事現場のドリルの音が延々なっておりあらゆるものが振動で破壊されるし全員奇妙な笑顔を浮かべている。4話目『もう森へなんか行かない』。これがベストか。おっさんが鉄柵掴むと電流が流れており感電ダンスする場面でクソワロてしまった。
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