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哀愁しんでれらのなのネタバレレビュー・内容・結末

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画チャレンジ4本目

なんとなく終始うーんと言った印象。
予告とか宣伝で土屋太鳳がオファーも3回も断ったとか、あるとんでもない事件起こすって広告してたからかなり期待値が高かった分あれ?ってなった。

私の解釈では格差とか価値観の違いがテーマかと思ってたけど、元ネタはモンペなのね。

なんかどの伏線も回収されなかった印象。

まずは子ども。
なぜあんなに態度を豹変させるのかが理解不能。お弁当を捨ててかわいそうな子を演じる必要性もよく分からないし(気になる男の子のせいにして気を引きたかったから?と考えてもなぜその方法で引けると思った?)、自分がチクって怒らせるようなアクション起こしておいて出ていこうとしているところに縋る理由が分からない。
7歳ってもう少なからず理性があって意思表示ができる年齢のはずだから子どもだからでは情緒が安定してないとか後先考えず行動してないって考えだけでは納得ができない。

それぞれ最低な母親像があってそうはならないようにって意識がそれぞれ強いのも分かったけど、なんかそれも上手く回収できてなかったなあ。それがなぜモンペに繋がるのかも謎。

結局耳鳴りの演習もよく分からなかった。比べるものでもないけれど、パラサイトで臭いで貧富の格差をものすごく上手に表現してたからこそ期待しすぎてしまってたのもある。

結局大ちゃんの最低な母親像を形成したのは死別した妻からなのか、なにもしてくれなかった自分の母からなのかその辺もよく分からなかった。

最後の終わりもまあ序盤でわざわざあんなやり取りがあったからにはそうだろうなという印象。
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