このレビューはネタバレを含みます
親に捨てられて、ああはなるまいと潔癖なまでにちゃんとしていない親に対して軽蔑する主人公が、子持ちのバツイチの男性と再会する。
いい子だと思ってた子供はお弁当を作ってもらえないと嘘泣きをしたり、筆箱を隠されたと嘘をつく。
果ては好きな男の子の意中の相手を殺してしまった。
癇癪を起こして暴れる金切り声に、ちゃんとしないとと思えば思うほど苦しむ気持ちになり、果ては狂ってしまって子供達を殺めた。
正直伏線になるであろうと見ていたところがどんどん溢れていったり、最後も気持ちのいい終わりではなかったけど、全体的に面白かった。
ただ、子供のことを思う親が、犯罪者として子供を1人にするのは気が狂っていてもやらないことなんじゃ無いかなあと思う。
オチがちょっと納得できない。