日本でも社会問題になっている「あおり運転」を題材に、運転中のささいなトラブルが思いも寄らない事態へと発展してしまったサスペンススリラー。
原題の「Unhinged」は「(精神的に）不安定な、錯乱した」だけど、ラッセル・クロウ演じる素性不明のあおり運転常習犯男の執拗で過剰な攻撃は、観ているこちらまで恐怖で不安定になってくる。😱
元々イラついたレイチェルが引き起こしたトラブルで、ある意味自業自得とも言えるけど、重量級のラッセル・クロウがレイチェル本人だけでなく、レイチェルを助けようとした男性、弁護士、弟の彼女やたくさんの人々を巻き込んでいくのは恐怖しかない。😰
もはや「あおり運転」の枠を逸脱した、残酷で凶暴な連続殺人犯だからね。
現実に起こり得ないことだけど、新型コロナの影響で何かと我慢を強いられる現在、トラブルには冷静に対処しないといけないなー、と考えさせられた作品だった。😓
