昨今のニュース特集でよく目にする煽り運転。本作では、煽り運転する方も煽り運転される方にも問題があることが知れた。
煽り運転のようなトラブルは、些細なことがきっかけなんだろうけど、煽られる側にも何らかの原因がある事も一つ。作中でラッセル・クロウが、「人に謝ることができなくなってる」これに尽きると感じた。自分に非があった事を認めず、不用意に相手を挑発してくる人がいることも事実だと思います。
本作はエンタメ作品として凄く楽しめる内容ですが、ラッセル・クロウの狂人っぷりが見事にハマっており、ハラハラ感が延々続く展開で恐怖すら感じる作品でした。