強引な車の運転をした母親が、追い越された車の運転手に命を狙われるサスペンススリラー作品。
ラッセル・クロウとカレン・ピストリアスが共演、ガブリエル・ベイトマンが子役を演じる。
離婚調停中のレイチェル（カレン・ピストリアス）は、息子のカイル（ガブリエル・ベイトマン）と弟カップルの四人暮らし。ある朝、寝坊してカイルを学校に送り届けるために急いで車で家を出るが、道は渋滞しておりイライラ感が増していく。勤め先にスマホで出勤が遅れるとことを伝えるが、度重なる遅刻を理由にクビを言い渡されてしまう。さらに赤信号につかまり、信号が青に変わっても前の車が動こうとしなかったので、派手にクラクションを鳴らしたうえ、強引に追い越して先を急ぐ。カイルを学校に送り届けるも遅刻。その後、先ほど喧嘩を売った車が執拗に追いかけてくる…
主人公の母親が生活にだらしなく、逆に息子がしっかり者でストーリーを盛り上げる。
そもそも最初に喧嘩を仕掛けたのは気の強いレイチェル。
必要以上にクラクションを鳴らしたり、強引な危険運転をしたり、息子に注意されても相手に食って掛かるなどやりたい放題。
離婚調停中というのも彼女の性格を象徴している。
そんな傲慢なレイチェルに対して前半はジリジリと少しずつ恐怖が忍び寄り、後半は派手なカーアクションを繰り広げることに。
レイチェルのせいで知人が次々と巻き添えになるなど予想がつかない展開で緊張感が高まります。
果たしてレイチェル一家の運命は如何に？
車の運転は一呼吸のゆとりが大切ですね。
「それが正解」
2023.10 テレ東で鑑賞（午後ロード・地上波初放送・吹替：荒木小織 訳）
