特売小説

BECKY ベッキーの特売小説のレビュー・感想・評価

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)
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長年練った計画、言う割に不測の事態に対しては手を拱いてるだけも同然じゃん、とか。

警官の制服もえんじ色のパーカーも血で汚れてないって事はないんじゃない、とか。

気になる点はそりゃあるけども。

効果を生まず意味を成さない暴力は振るわない、故に恐ろしく、また彼らの内に一人、良心を持ち合わせた者が居て以て予断を許さない、敵役の脱走犯が魅力的に描かれていますし。

タイトルロールの彼女が爆発的な感情に身を任せ暴力を振るうまでの流れが、ベタながら巧み故に感情移入を誘われますし。

相乗して緊張感もありつつテンポも好いという見事な出来ですよ。

面白い。
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