はさみのり

大阪少女のはさみのりのレビュー・感想・評価

大阪少女(2020年製作の映画)
3.5
大阪は西成区の少女が主人公👧
昭和世代の自分にとっては
まさに"じゃりン子チエ"の実写版かと😅

じゃりン子チエは小学校から帰って
ホルモン屋の店開けてたけど、
本作のちほは家賃の取り立て屋🏠
祖母の仕事だったが、
脚が悪くなり孫が引き継いで頑張る💪

対象の住人達はなかなか払わない💦
ワケありだったり、各々事情は色々💦
893も多くて銀行振込もムリだとか?!

林海象はじめ、"え?!"と思う住人達。
前野朋哉や仁科貴登場にもびっくり‼️

なので1軒ずつ取り立てに行くが、
みんな言い訳だったり、のらりくらりで
まともじゃない人達💦
怯まず立ち向かう為に身に付いた
"口の悪さとバチバチ頭をはたく暴力"
住人達も"大家さん、すんません‪😮‍💨"と
少女にやっつけられてる💦

住人の中に坂口拓がいた!
彼はこの前キングダムで覚えたので、
登場にめっちゃ嬉しかった♥️
でも、ちほからはボッコボコに叩かれる💦

兎に角、口の悪さでは天下一品🍜
あと口とセットで頭をはたく💦
そこをどれだけ受容出来るかどうかが、
本作の評価に影響するかと思われる🤣


いきなり余談ですが...

昔、関東の友達から
「漫才や新喜劇で、"しばくぞ!"って良く聞くけど"しばく"って何?」
て聞かれて、即答出来ず衝撃だった事があった。
"しばく"は子ども時代から日常的に使ってるし、
例文としては
"はよ帰らなオカンにしばかれる"
"おまえ何してくれてるねん、しばいたろか"etc
因みにしばく、だけじゃなく
しばきあげる、しばき倒す、しばきまくる、も普通に使われますが何か😅❓

標準語だと"怒られる"なのかなぁ?!

ただ、転勤族もあったり、地域差もあり、
ベタベタの大阪弁を使わない大阪人も沢山居ますのであしからず😊

本作の西成はベタベタのガチガチ地域です🤣

と、余談はこれくらいにして、
少女のちほが、893と絡んだり
ちょっとヤバい世界を知る...て感じ?!

祖母はネイティブじゃなかったな💦
出来たら吉本の中山ミホさんや末成由美でも良かったのにぃ〜〜💓

あ、コレは目玉シーン⭐️
坂口拓氏が、ちほと並んで座ってる時、
ちほが突然泣き出したら
全然ちほの方を見ず、ずっと背中見せてる。
その姿がカッコ良すぎて😍😍😍

いつの間にか、
取り立て少女との住人達との間に
信頼関係みたいなのが出来てるのね。
何とも味のあるシーンも
シリアスにならないよう工夫されてたんよね。

どっちにしても
末恐ろしい子役ちゃん、
めっちゃ上手いやん👍👍👍
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