はさみのり

四月になれば彼女はのはさみのりのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

藤井風ファンとしては
絶対劇場でエンディングを聴いて涙する、と
半ば決めつけ乍ら鑑賞🎥

エンディングの為に、
その世界観を膨らませたいが為に
原作も読んで準備万端で🎥🍿

でもね、、、

原作と映画が違い過ぎて😵💦
これは既に情報で知ってたけど。
原作者&監督とで、かなり捻り直して
新たに作り込んだ映画版ストーリー、、、

☆キャストが変わってる違和感😓
*フジの同僚が年下の今どき女子から
年上のワンオペ姐さんに変わってる...のは
まだ良いとして。
*バー勤めのタスクもちょっと雰囲気違う🤏
でもま、人間性は同じだしここも良いとして😙
*ハルと別れる"引き金"になる役が
先輩から父親に変わってた😵💦
この役は物語上重要な役だからびっくり‼️
でもここを原作通りにすると
散らかり過ぎる、て事なんだよね💦

タイトルの「4月になれば彼女は」は
私も好きなS&Gのとても美しい詩的な歌。
原作で先輩がこの歌を歌うくだりがあり、
映画でも当然何かのカタチで出てくるかなと思ってたけど完全スルーだった💦

ウユニ塩湖は当然美しく😍
やぱ映像で観るとホント素敵✨
森七菜の着る赤い服が映えてた👍
彼女の着る服、ずっと赤を効かせてたな☺️


ハルが最後に訪れた外国は
アイスランドの最北端レイキャベク🇮🇸
ここには誰も来なくて、、、

私がスクリーンで見てみたかったのは
インドの最南端カニャークマリ🇮🇳の朝日🌅
原作でココは過去の2人が見たかった朝日であり、
最後に今の2人が再会する場所でもあるが、
映画での再会はホスピス施設のある海辺で、
カニャークマリ🇮🇳は出てこなかった😭


はっきり言って
キャラの殆どがメンヘラ🥴
精神科医の主人公フジ(佐藤健)も同僚も
"患者は診れても自分の事は分からない"だし。

今カノの弥生(長澤まさみ)は
幸せに恐怖を感じる女。
誕生日のお祝いにとワイン🍷を飲む筈が、
たまたまグラスを割ってしまったのを見て
もう不穏な気持ちに引っ張られる💦

彼女が失踪したので妹に会いに行くと、
"何も分かってないんですね〜😒"と
感じの悪い態度や上から目線で言われ💦
この妹との絡みはここだけだが、
原作ではちょっと誘ってくるエロい妹😶
(妹役に河合優実、沢山作品出てるな)

でもほんと同棲までしてて彼女(弥生)の事
見てない彼(フジ)なんだな、と思った。
チャペル⛪️でオルガン🎹見つけて
♪主よ、人の望みの喜びを、を弾き始めた時
「弾けんの⁈」て聞いてた。
「うん、最近練習してた」
「へぇ〜」 とか、知らんのかい、て思ったし。

洗面所の排水口が"詰まってるな"なとこ。
共働きなのに気付いたら取らんかい、と思う。

そもそも同棲してて
結婚の準備してる2人が、
別室で寝ててセックスレス(2年⁈)て状況😐
これをどう捉えるか、、、だけど、
彼女は不安定で、でも内面はアツい。
彼は無神経で淡白、は確定😅
熟年夫婦なら普通だけどねぇ〜🤭

"愛を終わらせない方法"
それってピンク色のキラキラの
フワフワしてピカピカしてるヤツ⁈
いや、"愛"ってね、、、🤐🤫



ちょっと独り言🤏
原作には映画を観るくだりが多く、
沢山の恋愛モノや小洒落た名作が出てくるけど
映画では殆ど見られなかった💦
コレはビートルズの曲を沢山登場させたけど
映画には出せなかった
「ノルウェーの森」と似てるなと、、、
勿論話も内容も全然違うけど、
タイトルが名曲、
メンヘラのキャラクター、も似てる🤭
「ノルウェーの森」はタイトル曲の使用が
認められて当時話題になったけど、
ポールからは難しかったんだろうな🙄


で、最後に
エンディングの藤井風の♪満ちていく、で
お約束通り涙腺崩壊😭
教会⛪️で作ったら直ぐ出来たという天才🎹
ホント満たされました💓
真っ黒なスクリーンにエンドロールが流れ、
ただ♪満ちていく、を胸いっぱいで聴く。
劇場が明るくなるまで誰1人移動せず、
静かだったのは嬉しかった😌
はさみのり

はさみのり