どらどら

いのちの停車場のどらどらのレビュー・感想・評価

いのちの停車場(2021年製作の映画)
4.2
- 死ぬのって、痛い?

いのちには必ず終わりが来る
のぞみ通りの終わりを迎えられる人もいれば
あまりに早い死も
あまりに理不尽な死も
あまりに苦しい死もある
死を、生を、人にはその全てをコントロールする力などあるはずもない
医師も看護師もその点では、極めて無力だ

いのちの終わりに何をわたしは思うのだろうか?
幸せな思い出だろうか
それとも後悔だろうか

あまりに美しい朝日に照らされ
人間の無力さを知り
終わりを迎える

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断片的なエピソードの連続で全体的に淡い印象を持たざるを得ないが、作品のテーマがしっかりしており、現場を踏まえて作られた作品だからこそのリアリティもあり、色々と考えさせられる良作だと感じた。
子供の死のエピソードは正直ずるい側面もあるが、やっぱり胸にくるものがある

田中泯は相変わらず圧倒的である
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