【2020年143本目】
厄災でも、人間の本質は失うな。
このご時世からの引きこもりもの。
外に出れば尊厳を無くしてしまう。
人は恐怖に怯え、ただただ守りに入ってしまう。
それは生きていることなのだろうか。
考えてみれば、もしこのコロナ禍というものが90年代、いや00年代に来ていたとしたらどうなっていたか考えると恐ろしい。
携帯があったとしても、SNSがなければ今以上に人とのつながりは感じられないだろう。
技術の進歩によって僕らはコミュニケーションをとることができる。
こんなご時世でも、コミュニケーションを怠ってはいけない。
そしてコミュニケーションとは過剰であったり不足であっても成り立たない。
依存せず、お互いが自分を見失ってはいけない。
こんな時代でも、僕らは生きていかねばならない。
ただ生きるのではなく、豊かな感情をもって、自分として生きていかなければ、生きているとは言えないのだ。