綾野剛演じるヤクザ山本賢治の半生を描いた力作。
若者時代から渋いおじ様になるまでを描く関係上イベント数が多くて展開が若干急なんですが、綾野剛と脇役陣の魅力もあり、あっという間かつ充実の2時間強でした。
綾野剛のフルコースと言っても過言ではないので綾野剛好きには是非見てほしいです。
いわゆるヤクザ映画とは毛色が違うのですが、他の道を選べなかった寂寥感は、北野映画brotherの兄貴に通じるものがあります。
賢治のハグが、組長のハグにそっくりなのが個人的にツボでした。
ちゃんと親子でしたよ、組長。
おすすめです。
