このレビューはネタバレを含みます
綾野剛演じるヤクザに萌える映画。
2時間ずーっと綾野剛が素晴らしい…
画面作りが丁寧で見やすい。
後半の展開、一筋縄でいかないのが辛いよね…
「お前たちのしてきたこと考えればしょうがない」といったセリフがあるけど、じゃあ妻や子、「家族」に罪はあるのでしょうか…と考えてしまう。
そしてオヤジが死に際に「家族大切にしろよ」というの辛すぎる。あれだけヤクザやってきた舘ひろしに「ヤクザは終わりだ」と言わせるのが重い。
結局オヤジのいう家族は血の繋がった家族で、組は違ったんだなって思うとオヤジを家族と信じていた山本は…
最後子ども2人が邂逅するのもエモい
虐待等の現実的な問題に触れないけど、家族の形について語る作品
血のつながりに固執しない最近の物語とは逆行しているが、血にしか救えないものもある。
しかしスタイリッシュなのにタイトルがダサすぎる