このレビューはネタバレを含みます
剛さんが出てなかったら観なかった部類の映画だけど、観て本当によかったと思う。
始まりのシーン、誰の死に際だ?と考えながら見てたけど、まさか最後のシーンに繋がってくるとは、、
そしてタイトルバックがまじでかっこいい。痺れた。うわあこんなやり方あるんだ!!!ってなったなあ。
3つの時代を演じ分ける剛さん、本当に素晴らしい役者で度肝抜かれた。いや、わかってたけどさ!わかってたけど!!
10代の尖っているあの目、あとのびきった金髪もすごい。
20代ヤクザに染まるのもかっこよかったし、親父に女のこと聞かれてタジタジしながら会話するのも可愛かった。
30代、昔の血気盛んな姿はどこへやら、萎れてしまったあの雰囲気。
ああ、こんなに優しい人だったのか、と。
角が取れて丸くなって。14年会わなかったゆかに会いに行くのほんとすごい。まっすぐすぎる。
家族ってなんなんだろうなって考えさせられた。
血の繋がりがあっても家族とは言い切れなかったり、血が繋がってなくてもそこには家族があった。
エンドロールがまたいいんだわ。ここまで見て一つの作品よ。
エンドロール中に出ていく人たくさんいてマジか??ってなった。
あと磯村勇斗くん、今後にまじ期待。
最後の笑ったような泣きそうな表情にもっていかれました。