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太陽がいっぱいのyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

GEOで借りた "太陽がいっぱい" のDVDを見ました。この映画でアラン・ドロンが出世作として一躍有名になったって事が良くわかりました🌟🌟👍👍✨✨✊✊💫💫

最初、アラン・ドロンが演じた "トム・リプリー" とモーリス・ロネが演じた "フィリップ・グリンリーフ" が友人のような関係を描き、船旅のシーンでトムとフィリップが不和 になり、フィリップは15歳の時にトムの友人のふりをするように偽ってトムに接してトムと長年の偽りな友人関係を築いてきたという設定にしたのがなかなかない面白い設定でした✨🌟👍💫✊🎵👊⛵️🚤
マルジュ・デュヴァル(マリー・ラフォレ)と偽りの友人関係を巡っての争いを描いたのが上手い描き方な設定でした🌟✨👍✊💫

フィリップが別の女と付き合ってるってマルジュに疑いをかけられるようにする為に2人が寝静まってる隙にフィリップのポロシャツのポケットの中にイヤリングを入れて朝、フィリップをマルジュが疑い、フィリップはブチギレてマルジュの原稿を海に捨ててその結果、2人は不和になって、トムはその策略を成功させたのが凄い策略でした🌟🌟✨✨

フィリップは自身の父親がトムにあげた懐中時計を2500ドルで、かけてトランプ遊び(ババ抜き?)に挑んでフィリップがわざと10のカードを捨てて、トムに勝たせようとする時、トムは八百長やと見抜いてフィリップの作戦に乗らず、密かにナイフを出してフィリップが10のカードを取る時の隙を狙ってフィリップを刺し殺したトム役のアラン・ドロンの演技が巧みな殺し方で凄かったです🌟🌟

原作者のパトリシア・ハイスミスは、この映画を「視覚的に美しく、知的で面白い」と評価。リプリーを演じたアラン・ドロンの演技にも満足していましたが、しかし彼女はオカンムリだったようです😅💧💦 😅💧💦「原作」ではリプリーは完全犯罪を成し遂げていたというオチです。「映画」では警察に逮捕されるであろうことを匂わせるエンディングだったからです(その最後のシーンは警察に逮捕されるという流れやろうと理解してました💫💫✊✊✨✨👍👍)。

     受賞

エドガー賞の外国映画賞
1962年 · ルネ・クレマン, ポール・ジェゴフ