ぷかしりまる

太陽がいっぱいのぷかしりまるのネタバレレビュー・内容・結末

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

関係がギスってるのにビジネス友だちっていう設定が面白い。予想できないお互いの行動とそれが及ぼす結果。(『憎しみ』の主人公たちも、同じ団地でいつメンになっちゃったけどそんな仲良いわけじゃない、みたいな設定で好き)「オレ…お前のこと殺したいよ」(⁉︎)男同士、船の上。何も起きないはずがなく…♬ https://filmarks.com/movies/9099/reviews/84148121
ドロンさんの行動原理はよくわからんが(なんで街に戻るの?)勝手に追手が来たり、ドロンさんが危機的状況の中、謎にゆったりしたり頭を使って危機を乗り越えるのでハラハラしながら見られた。下から追っ手が来てるので屋上に逃げる→別の建物から降りてタクシーを拾い、運ちゃんに自分の荷物を拾わせるという流れが頭良すぎる笑 
声真似能力や指紋不検出、設定は雑なところあるけど、荒れ狂う波、空と海の青さ、船の上のシーンの緊迫感と美しさといったら!罪悪感がさっぱりない罪と罰みたいな印象を受けた。
2人目の殺害の時に持っていた籠から果物が落ちるの「ラルジャン」のコーヒー溢すシーンっぽくてセンスあると思った(こっちの方が前)