「女を分断する価値観がまかり通ってる」
という台詞に衝撃、私の中でモヤモヤしながら言語化できていなかった思いを紡いでくれた……
十人十色、みんな違ってみんないいという言葉はよく使われていて私自身その考え方に大賛同しているけれど、一方でその個性やギャップに苦しんでいる女性達を私は知っている気がする、それは女同士を比較してジャッジするような、それを甘んじて受け入れてしまうような謎の空気感が世の中にこびりついているからであって、あなたや私が問題なのではないと、この映画は教えてくれた
そして棲み分けされる東京の描写がとてもリアル、私は東京の住民で渋谷も大好きだけど、松濤なんて行ったことないし貴族らしい"貴族"にも会ったことはない(多分)
私は自分が生きてきた環境の中にある苦しみしか知らないけれど、あのこにはあのこの、彼には彼の苦しみがあるんだろうな、そしてそれらを知ろうと試みたとしても、決して理解することはできないんだろうな、だからこそ近くにある苦しみは自分の力で乗り越えなきゃいけないものばかりなんだろうけど、手を取り合おうね女性たち、シスターフッドの精神を持って生きる🤝
総じてめちゃめちゃ面白かった……原作本も買っちゃった……勧めてくれた友人ありがとうだし私も勧めたい人がいる、こうやって素敵な映画が広まっていくと平和な世の中になるのでは🕊🕊
