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あのこは貴族のkのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
5.0
最高!脚本、構成、演出、キャスト、演技、音楽、どれを取っても文句なしに良かった。久しぶりに5.0つけちゃう。

お金持ちの家に生まれ育ったお嬢様と庶民の話………だけではなかった。東京と田舎、それ以外にも区分けっていっぱいあるよね。でもどこに生まれたって、生きてれば楽しいこと辛いこと嬉しいこと苦しいこといろいろあるよね、人間だもの。

美紀と里英の2人のシーンが全部大好き!
自転車2ケツのシーンと東京駅で「あの辺でお茶したことあったね」って話してるシーンは、なんだか眩しくて泣いちゃった。強くてたくましい2人、いいな〜。友達ってやっぱりいいな、大人になってもそばに居てくれる人、大事にしなきゃ。

「どこで生まれたって最高って日もあれば泣きたくなる日もあるよ。
でもその日何があったか話せる人がいるだけでとりあえず充分じゃない?
そういう人って案外出会えないから」

この言葉、胸に刻んで生きていきます………

幸一郎と出会った瞬間の、麦ちゃんのキラッキラな目!可愛かった〜!
麦ちゃんが貴族の役なんだ???とか思ってたけどぴったりだったな。最後の晴れやかな笑顔も眩しかった。

幸一郎のポテンシャルで高良健吾の顔はズルい。
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