東京の上流階級に生まれた華子が特に疑問も持たず家事手伝いをしながら婚活をして、実家より更に上流の家庭の幸一郎と出会い、とんとんと結婚が決まる
しかし幸一郎が関係を持っていた美紀という女性と出会うことで、華子は美紀に、美紀は華子に、少なからず確実に影響を与え、2人が変化していく様子を静かにしっとりと描いた名作。
男性はどういう感想を持つのかわからないけど、女性なら何かしら感じるものがある映画じゃないかなと思いました。
その何かしらは人によって違うだろうし言葉にするのは難しいけれど、私は、華子と美紀が自分の足でそれぞれの人生を前向きに進めていくところ終盤にとても後味のよさを感じました。
