このレビューはネタバレを含みます
リアリティがありそうに見せかけてリアリティが無かったように思う。
まず、華子。何の覚悟も持たず名家に嫁いだ事に驚き。夫が地盤を継ぐ事や、離婚しても子供は絶対に引き取れない現実について、結婚したあと慄いているとは…。夢見る少女でもあるまいし、今まで一体何を見てたん？と言いたくなる。
大体、名だたる一族の跡継ぎであれば、本人の意思で選んだ女性とあんな簡単に結婚なんてできないのでは…。家の方で選び抜いた令嬢と見合いして結婚するもんじゃないかなと思う。知らないけど。
あと逸子が、華子と美紀を引き合わせたのも信じられない。ひとりの男の婚約者とセフレ（品のない表現すみません）、顔合わせたら修羅場になる可能性もあるのに…。
ゲスな見方でしょうかね…？
もし自分なら、要らぬおせっかい？でとんでもない事態になったら嫌だなぁと思ってしまうけどなぁ。
ちなみに、あの場で華子に封筒を取り出させたのは、出た！手切金！て思わせたかったからですよね、絶対。
門脇麦は好演だったし、ドラマとしては普通に面白かった。でも、内容は「格差社会あるある」の上澄みをすくっているだけのような気がします。
