・もっと階級格差のエグさみたいなのをいろいろ見たかった。そういう映画だと思っていたので、やや拍子抜け。もちろんセリフではない映像や演出でそこここに描かれてはいるのだが物足りなくて…かゆいところに手が届かない…みたいなさ。まあでも、それを読み取っていく映画なんだろうな。映像表現へのこだわりは強烈に伝わってきていたから。
・邦画の悪いところなんだが、聞き取りにくいセリフが多すぎ。
・水原さんの細さに違和感しかなかった。モデルにはあの折れそうな骨々しさが求められているのかもしれないが…。平面の画面で見てあれほど細いんだから、実際に見るととんでもない細さなんだろうな。