テレビ伝道師であるジム・ベイカーとその妻タミー・フェイの栄光と転落、贖罪を描いた作品。
先日観た｢355｣にも出演しているジェシカ・チャスティンが主演し、アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされているので鑑賞。
某映画😁以降大ファンになったアンドリュー・ガーフィールドがジム役を演じています。
まず、キリスト教専門のテレビ局があるのが日本人にとっては驚き。
お坊さんがやっている｢坊主BAR｣というのが四谷にあるらしいけど、
感覚的にはそういう感じなんだろうか？
タミーの歌い方やキャラクター、ジムの知性やトークの上手さなどで、
瞬く間にスターダムにのし上がってしまう夫妻。
間違いなく最初は、純粋にキリスト教の教えを広めたいって思っていたはずの夫妻が、
贅沢ざんまいの暮らしができるようになって、何をどこから間違ってしまったんだろうか？？
ジェシカ・チャスティンの熱演はもちろん、
アンドリューもなんというか、流されやすそうな雰囲気のあるジムを上手く表現してましたね。
奇抜なアートメイクを施した晩年のタミーが、キリスト教系の大学に招かれ賛美歌を歌う場面は何故か涙がこぼれました。
