映画猫

キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カットの映画猫のレビュー・感想・評価

3.5
2022-440

失意の底にいる状態で、自分の出生と母親の事まで伝えられるのもなかなか酷
バリアンの騎士としての成長を見守って来た仲間の「父上にご成長を伝えます」から感じる覚悟の重さと騎士としての潔さ
ナーシルの「あなたの人徳はまだ見ぬ敵の耳にも届く」って言葉をエルサレムで民をまとめた求心力を見え改めて感じつつ、サラディンを側近として近くで見ていた彼だからこそバリアンの人としての大きさにも気付いていたのかなと
バリアンがエルサレムの価値を問うた時のサラディンの答えに一種の恐怖を感じる
この作品で描かれている争いが形を変えて今も尚続いているという現実を考えると
映画猫

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