「進撃の巨人」〜クロニクル〜のあこのネタバレレビュー・内容・結末

120分。

　もっと忙しい人のための進撃の巨人でワロタ。初見の人は絶対オススメしない。劇場版 進撃モンスター 紅蓮の弓矢／自由の翼 で頑張ってほしい。
　すでに本編を見たことがある人向けの「その日人類は思い出した」から「ミカサやアルミンって誰だ？」まで。120分で詰め込みすぎ……では……？

　改めてなんだけど、エレンにとってリヴァイ班の1件がトラウマと化してて可哀想やなあと思った。
洞窟でヒストリアパパと対峙するときに「もう一度自分を信じることを許してくれ」みたいなこと言ってて、自分を信じることも他人を信じることも恐れてて、故にマーレ編での暴走なのかな……と……。
　リヴァイ兵長も似てて、自分を信じるか他人を信じるかの選択を怖がってるように見受けられる。一見非道な男に思えて実は情に厚いタイプなので、自分の選択で誰かが犠牲になるのを怖がってるし、一生引きずるタイプ。なので、エルヴィンというリーダーを脳死で信じてる感がある。
　だからこそリヴァイにとっての大きな転機だったのが、そのリーダーであるエルヴィンに対して「死んでくれ」とお願いしたときだと思うし、エルヴィンを生かすかアルミンを生かすかという部分でも一大決心したと思うんだよね。

　ともすれば折れてしまいかねないリヴァイ兵長の心を支えてくれたのがハンジさんで、でももうリヴァイ兵長は1人で立たないといけない。完結編後編、見ます。