最高の人生の見つけ方のなのネタバレレビュー・内容・結末

全く異なる2人の人生の最期を描いた作品。旅に出て「棺桶リスト」を達成していき楽しむ2人だが、背景にうつる死が作品全体を切なくしているように感じた。時にぶつかるくらいの図々しさがありながらもお互いの幸せを思う友情が伝わってきた。彼らの生い立ちや生きる環境も違って価値観も意見も全く違えども相手の考えを強制しない、当たり前のことだが、そこがさっぱりしていてよかった。お互い余命が近いことが余計な遠慮を産まなかったのかもしれない。「棺桶リスト」は1人で達成するものでなくても良い。これが友情を象徴しているように感じた。