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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙のtoaのレビュー・感想・評価

3.0
政治では10年があっという間だが、人の人生は1年どころか1ヶ月、いや1週間でもそれなりに変動があって、どんなに揺るがないと思った信念も変わったりする。だから大きな器に翻してあるべき姿に合わせる時もある。
そうやって人が紡いできた絶え間ない時を経て今の世界があるんだなぁと、なんか沁みた。

1979年、英国首相に就任した初の女性。きっと主題はそこなんでしょうが性別よりそもそも政治と人の話だ。
現在と回想が行き交って観やすい構成でした。本音を言うとメリル・ストリープはサッチャーより華やか過ぎるのではと思いますが、確かに名演。
邦題の「涙」っている? そういうとこだよ日本って思ってしまった。
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