Sari

シンプルな情熱のSariのネタバレレビュー・内容・結末

シンプルな情熱(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ノーベル文学賞受賞のフランスの作家、アニー・エルノーが、年下男性との性愛体験を赤裸々に綴ったベストセラー小説を映画化。
恋に溺れるヒロインを描く恋愛ドラマ。

パリの大学で文学を教えるエレーヌはパーティでロシア人青年アレクサンドルと出会い、そのミステリアスな魅力に強く惹かれる。年下で気まぐれ、既婚者でもあるアレクサンドル。自宅やホテルで逢瀬を重ねる度に、彼との抱擁がもたらす陶酔にのめり込んでいくエレーヌだったが・・・。

一緒に暮らしている息子の事より恋愛と情事に夢中になってしまう、シングルマザー役を生々しく等身大に演じたレティシア・ドッシュが、お世辞にも綺麗とは言い難いヌードを披露しており、リアリティがある。
不倫相手であるセルゲイ・ポルーニンとの情事のシーンで、彼の上半身に施されたタトゥーに目が奪われてしまう。

2022/12/1ムービープラス
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