回顧録とともに、愛する友を想う映画。
冒頭とエンディングで流れる、The CureのIn Between Daysでぐっときてしまいました。
若さゆえのハリのある強さと綺麗さ、ふとした瞬間壊れてしまうような危うさと、青臭さ。
最後の諍いの種は、本心からだったのか、相手を思うがゆえだったのか…
「墓の上で踊ってくれ」なんてセリフを聞いて、そんなのに似たバカバカしい約束とか、友達の代わりに死ねるなんて本気で思っていたときのことを思い出しました。
2人の関係を壊してしまう女の子は賛否が分かれるでしょうが、チャーミングですし、ストーリーからとしてもぞんざいに扱われてなくて(この手ので意外とありがち)好感をもてました。
ほかには、最初から感情が壊れてる親友のお母さんなどサブキャラたちも色んな感情が沸いてきて、よいスパイスでした。
原作も読んでみたいです。
見終わったあとには、シングルマンを思い出して、また見たくなりました。