このレビューはネタバレを含みます
とても美しい恋愛だった。
私は最愛の家族が亡くなったら、間違いなく何十時間も添い寝したいのでアレクシの気持ちがよくわかる。
最後のお別れが不十分だったからこそ、必要な死の受容作業だったのだと思う。
お友達は理想の彼を愛していたわけであって、本当の彼を愛していなかったと告げたけど、私はそうは思えない。彼と過ごした6週間は本物の愛で溢れていたと思う。
最後こんな感じで終わるんだ、と少ししっくりこなかった分感動が薄れてしまったかも。でも好きな作品だった。
以下自分用に素敵だなと思ったシーン。
たぶん彼を愛してた どうすれば確信が?
僕が信じた定義において愛してると思ってた
愛したら満たされると思ってた
でもどんなに愛しても足りなくて
ほんの一瞬も離れたくなかった
彼と2人でいる時も満たされなかった
見つめて触れて触れられたかった
いつも一緒にいたかった
あの362万8800秒を