このレビューはネタバレを含みます
初めて会ったのに彼がアレックスを映画に誘ったとき、すぐにわかった。
この手の急に距離を詰めてくる人間は、こちらが心を開いた頃に飽きてしまうタイプだと。
案の定、ケイトといい感じになったことを責めるアレックスにお前は俺のなんなんだ、束縛するなと言う。
やっぱりね。
ラスト近く、ケイトがアレックスに「顔と体を好きになって、心も理想どおりだと期待した」と言った。
バイクのエモいシーンも、自分の中で美化された思い出なのだろう。
その通りだ、若い頃の恋愛ってそんなものだよなと思った。
でも、85年の理想の友達と割り切って先に進むの早くない?
急に陳腐になった。
若い頃の恋愛って…。