仕事もプライベートも上手くいかない( ; ; )そんな教師たちが、「血中アルコール濃度を常に0.05%で保つと最高のパフォーマンスを発揮できる」という理論を聞き、それを証明するために酒を飲んでトライしていくドラマ。
「酒を飲んでも呑まれるな」の決まり文句が相応しい普遍的な作品。「酒が題材に絡む→酒の危険性を表現する」というスタンダードな警鐘だけではなく、酒の有用性も示してくれる。酒を飲むメリットとデメリットのバランスが丁度よく均一に表現されており、人類史には常に酒が隣に居たことを顧みる。
主人公を演じたマッツ・ミケルセンが最高。酒を飲んでパフォーマンスが向上した授業は鑑賞者も生徒と一緒に楽しめし、ある意味でマッツのキャリアを活かしたラストシーンは華麗で心を掴まされる。てか、ずるい(笑)マッツのファンならラストシーンだけ何回も巻き戻して観てられるだろう。
⭐評価
脚本・ストーリー:⭐⭐⭐⭐️
演出・映像 :⭐⭐⭐⭐
登場人物・演技 :⭐⭐⭐⭐⭐
設定・世界観 :⭐⭐⭐
星の総数 :計16個