各国の映画賞で絶賛されたマッツ・ミケルセン主演のデンマーク製ヒューマンコメディ。
アルコール濃度を一定に保てば生産性が上がるという説を実践した高校教師たちを描く物語です。
意外にも真面目なトーンが続くのですが、それぞれ抱える悩みがお酒の力でサクサクと解決されていく軽さが観やすかったです。
「トレインスポッティング」のドラッグをアルコールに、若者たちを中年教師に置き換えたような印象で、エスカレートした挙句の展開は予定調和でしたが、吹っ切れたような話の締め方は想像を遥かに超えてきて驚きでした。
お酒の美味しさと酔うことの気持ち良さを知っている人の方が共感できる作品かもしれません。
