アフガニスタンからの難民であるアミンが親友の映画監督に、自分の過去について話すアニメーションドキュメンタリー。
なぜ今になって過去を打ち明けるのか。
なぜ今まで過去について話さなかったのか。
そこには「辛い体験を思い出したくなかったから」だけではない理由があって、それが難民受け入れの実状を物語っていた。
何千、何万人もの難民をすぐに受け入れることは簡単ではないやろうし、今の自分にできることは募金ぐらいしかないけど、まずは難民について「知る」ことが大事なはず。
そしてこの作品は「知る」という段階で重要な役割を果たしてる。ラストで涙してしまうぐらいにドラマチックでもあるので、普段ドキュメンタリーを観ない方にもオススメです。