FLEE フリーの作品情報・感想・評価

「FLEE フリー」に投稿された感想・評価

故郷とは、  。

あまり身近とは言い難い、世界の不条理について知ることができてよかった
Maple

Mapleの感想・評価

3.9
難民問題。家族を死んだことにするのは辛いよなぁ…ロシア警察は腐ってるという発言がやっぱりそうなのかな?って考えさせられた…
多くの日本人の場合“フリー”と聞けば、FREE(自由)を想像するかもしれないが、
本作は“FLEE(危険などから逃げる・安全な場所へ避難する)”。
辞書で調べてみるとFlyから派生され“飛んで逃げる”ということらしい。

アニメの映像で回想として進められていくストーリーながら、実際の映像が合間に挟み込まれている度にリアルでドキュメンタリーなんだと認識させられる。

祖国という故郷から脱出して少年がたった一人で異国の地へ亡命した壮絶な難民の実体験は、実写化ではとてもとても過激過ぎて再現できなかっただろう。やや入り込めなかった部分もあったとはいえどアニメだから実際にあったストーリーとして見られたと思う。

先日6/20「世界難民の日 -World Refugee Day-」にちなんで観た『ミッドナイト・トラベラー』がリアルタイム当事者を映し出した作品で、本作が亡命まで遂げた今後も含めた本人の人生を描いているように感じた。

自分の命のために犠牲になった家族のことをなかったことにして辻褄を合わせて説明して生きなければならないなんて、どれほどの苦痛だろうか。パートナーにも伝えづらいよな。
故郷と言い切れる場所がないと思っている自分なんて、日本という国はあるから大したことないやん…みたいな規模の世界観。

現状難民になることをすら想像もできないくらい平和な日本。実際に今経験している人が世界中にいることを改めて知った。
観てよかった。

アニメにすることで世に出せた実話。
こんな出来事が同じ地球で起きてる衝撃が本物の息遣い、声で伝わってきて辛かった…。
indie

indieの感想・評価

5.0
デンマークに亡命してきたアフガニスタン人のインタビューをアニメーション化し彼が話した内容の時世を実写のニュース映像で補うという良く考えられて作ってある作品であるがあくまでも主人公である彼の話と作り手の方向性が相まってゲイである主人公の辛かった日々が描かれておりおそロシアでの地獄のような生活(ロシアのマクドナルド一号店を見に行ったら腐敗警官に酷い目に遭わされたりと)から脱出する為の物語として機能しておりサスペンス映画として非常に楽しめるが彼の宗教とお金に関しての話がぎこちない言い分である事も色々と考えさせられたりもするが難民になるという人生を送るということは清濁併せ呑む人生なんだよという事なんだろうと納得させられる教育的作品として飲み込めたのだ。
米津

米津の感想・評価

3.5
どうしてもトゥルーノースと比較してしまう。アニメでも悲惨さは伝わるけれども、実写と比較して悲惨さ苦しさが増しているかと言うとそうではない気がする。勉強になったと言うほかない。
たけ

たけの感想・評価

3.9
アカデミーノミネートで興味を持った。ポスターのコメディーっぽい雰囲気と題名をfree(自由)だと勘違いしていたが鑑賞後flee(逃げる)だと知り全然イメージが違った。色々な人生があるんだなと思った。
takaG

takaGの感想・評価

5.0
まだ咀嚼できない事実
ゆっくり自分の中に落とし込んでいきたい
私は、アニメーションだから見れたの
だと思う。
アフガニスタンでは裕福そうだったアミンの家族だから、逃げおおせたのだろう。
常に警戒し、人に心を許せない毎日は、どれほど辛いものか。
本当に世界から争いが無くなってほしい。
命がかかる状況で動画を撮り続けることは不可能で、名前も顔も出せないこそのアニメに。リアルさとアブストラクトとイマジネーションが喚起される語り調が切なく、胸を締め付ける。

難民の不法出国することしか道がないこと。難民やゲイであることを曝せない生活の窮屈さ。嘘をつかなければ生きていけなかった難民としての過酷さや悲痛さが胸に迫る。
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