難民、同性愛者の二つのテーマが並行してお話が進んでいて、どちらも本当のことを言えない事が共通してると思った。
難民系の映画を見るのは初めてで今までは辛く、可哀想だなとしか思ってなかったけど、今作を観て、本当の自分のことを言えない、家族、出身地も言うのを躊躇なければならない。
形容し難いほどの人生があり、多分今でもどこかで今作の様な境遇の人たちがいると考えるとなんとも言えない気持ちにもなるし、自分自身に対しても上手く言えないけど変な気持ちになる。
アニメと実写を融合させていたけど、結構アニメならではの表現もしてたと思うし、実写で見せる説得感も感じたし上手くできてると思った。
最後、アニメーションから実写映像に変わる演出があり、今までのアニメーションも全て本当にあったことなんだよと改めて認識させられて…
途中の収容所のシーンが怖すぎて鳥肌が止まらなかった。
