このレビューはネタバレを含みます
予告を見ずに鑑賞。最後は感動系で小さくまとまるのかと思いきや、予想外の展開。残虐なシーンもないので、クリスマスに観るのに良い映画でした。
フランス人は古典に親しみがあり、一般人でも文学について語れる程なので、刑務所で戯曲を学ぶというのがフランスっぽい。日本ではなさそうですよね。
主人公が頑なに囚人達の刑の内容を知りたがらないのは、彼らが犯罪者であることに向き合いたくないからかと感じました。劇中にもありましたが、被害者からすると彼らの活躍は悪夢かもしれません。そのあたりはあえて描かない所がこの映画を軽くしていて、個人的には好みです。